京都銭湯「小町湯」の場所はここ!
町家おとんです。
今回の京都銭湯めぐりは「小町湯」をご紹介します。
場所は西大路七条付近。
大きな幹線道路である五条通側からの位置関係で言うと京都市立病院やリサーチパークを南に下がっていった住宅地の中に位置する銭湯です。
周辺に土地勘が無い方ですと地図を見ながらでないと迷ってしまうかもしれません。
町家おとんも最初は一筋違う道で探してしまっていましたが、グーグルマップを見てたどり着くことが出来ました。
駐車場も7台ほどあるみたいなので、車でも行けそうですね。
銭湯めぐりをしていると、意外と見つかりにくい銭湯も多いので、遠くの方に「ゆ」の文字が見えた時の何ともいえない嬉しさを感じるようになってきました(笑)
京都銭湯「小町湯」のモダンな外観
では早速、自転車を止めて中へ。
外観はタイル張りでモダンな印象を受けます。
暖簾も綺麗かつ大きく、「ゆ」の文字のインパクトがあります。

暖簾をくぐると、左右に下駄箱があり、靴を脱いで上がります。
下駄箱のところにも「小町湯」の立派な文字がありました。
男性と女性は下駄箱は一緒なのですが、そこから中へは分かれて入ることになっています。
向かって左が男性、右が女性になります。

町家おとんは一応、男性なので左側の扉ガラガラ。
入るとすぐに番台のおばちゃんがいて、入浴料金を支払います。
優しい笑顔が印象的なおばちゃんでした♪
京都の銭湯はどこでも料金は一緒で、
・大人 450円
・小学生 150円
・未就学 60円
となっています。
今回は息子と二人で行ったので510円払いました。
京都銭湯「小町湯」の脱衣所は広い!
脱衣所広っ!
まず目に飛び込んできたのが脱衣所の広さ。
今まで京都の銭湯は10件ほど行きましたが、どこよりも広いような気がします。
特に何か特別なものがあるわけではありません。
銭湯の脱衣所としての標準装備があるくらい。
- 付けっぱなしのテレビ
- ドライヤー(たぶん有料)
- 古めのマッサージチェア2台(多分動く)
- 牛乳とかのドリンク類
- 体重計
船岡温泉のような装飾も無く、むしろ無駄なものを削ぎ落して最低限必要なものだけにしたという感じを受けました。
真ん中におおきな鏡があるから余計に広く見えたのかもしれません。
でもこの広さが開放感があって心地いいんです♪
他にはない小町湯の個性のひとつになってるんだと思います!
京都銭湯「小町湯」の浴室はフルコース
ではかけ湯をして湯舟へ。
「どれから入ろうかな~」
迷います。
決して広い浴室ではないものの、これでもかというほど充実していてこれまたビックリ!
迷うほどあるのです。
- 浅風呂
- 深風呂
- 電気風呂
- 薬湯
- 寝風呂
- 通常サウナ
- ミストサウナ!
- 水風呂(滝の演出!)
- 露天風呂(うたせ湯あり!)
これらがうまーく限られたスペースの中におさまっています。
寝風呂も街の銭湯レベルではあまり見かけませんよね。しかも頭の枕部分には冷水管が通っているそうですよ。
電気風呂、京都の銭湯では必須アイテム。結構強めな方だと思います。
その中でも町家おとんが気に入ったのは露天風呂!
露天風呂は一番奥にこじんまりとあるのですが、女性が露天風呂に入っているタイル絵もあり、内風呂と違って温度もぬるめなので、ゆったりと長時間浸かってられます。
そして、この露天風呂にはうたせ湯もあるんです!
これがイイ!とても気に入りました。
座ってでも立ってでも、肩や背中に当てると、いい感じの水圧で凝りがほぐれます♪
それからサウナ。通常とミストと2つあるんです。もう街の銭湯屋さんを超えてますよね。
水風呂なんかは、これまた滝のタイル絵になっていて、実際に水が滝のように流れる演出がされています。面白いですね。
京都銭湯「小町湯」は古き良き人情味あふれる銭湯
日曜日の真昼間、13時ぐらいに行きましたが、お客さんも結構いました。
常連のおっちゃんが多かったですが、町家おとんのようにキョロキョロしている初めての人にも優しく、子連れだったこともあり、
「そこは熱めやで~」
「そこは電気風呂やしな~」
「そこ深いし気いつけや~」
と声をかけてくれました。
どこか懐かしい、昭和な文化が残る人情味あふれる銭湯でした。
シンプルなのに随所にこだわりが光る「小町湯」。
銭湯であって、銭湯の域を超えた銭湯!
一度は行ってみる価値ありですよ!
最後までご覧頂きありがとうございました。
町家おとんでした。
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